映画美貌録

映画はミューズで出来ている。

『魔性の香り』

『魔性の香り』(1985年、池田敏春監督)を観た。 小さな出版社をやっている江坂(ジョニー大倉)は、ある日、目黒川に身を投げた女(天地真理)を助けた。女は滝村秋子といい、夫(高橋長英)の暴力に耐えかねて家を出たと話した。それから二人の奇妙な生活…

凛と咲く子。

凛咲子。 グラビアアイドル。CyberFight の企画 「夢プロレス」においてプロレスの特訓を受けて現役プロレスラーを相手に試合を行った。 現在はプロレス活動をしていないが、表情がプロレス向きで表現力が高かった。今後の芸能界での飛躍を期待。 #夢プロレ…

デカ女ブーム。

上福ゆき。 プロレスラー。東京女子プロレス所属。東洋大学在学中からモデルやレースクイーンを経てプロレスラーとしてデビュー。 女王然としたプロレスラーの存在は貴重だ。初代VPW認定女子王座とクイーン・オブ・アジア王座のチャンピオンでもある。デカ女…

『AERA 2024/12・9号』。

『AERA2024年12月9日号』「吉田豪の読まずにはいられない」は『小林旭回顧録 マイトガイは死なず』の書評。裏社会との交際やレコード大賞の裏工作を余計なサービス精神で語る小林旭。でも余計な一言が世の偽善や欺瞞を暴く時がある。アキラ長生きして。

追悼。

この投稿をInstagramで見る ダンプ松本(@dumpmatsumoto)がシェアした投稿 その年の各映画祭で主演女優賞を受賞した彼女。新人賞を頂きド素人に近い自分もそこにおりました。ステージ中央のマイクに立ち受賞スピーチする中山美穂さんは眩い光を放ちテレビで観…

『赤い縄 果てるまで』。

動画サイトにて映画『赤い縄 果てるまで』(1987年、すずきじゅんいち監督)を観た。 サラリーマンの野中陽介(阿部雅彦)は終電間際の車両の中にいた。立っている若い女性(岸加奈子)に見とれていたが、女の手首には縄目の跡がくっきりと残っていた。その…

『夜に頬よせ 過去を抱いた女』。

「夜に頬よせ 過去を抱いた女」1986年CX(88年放映)監督=池田敏春 脚本=石井隆 撮影=田村正毅 照明=三好和宏 音楽=本多俊之 美術=丸尾知行 出演=紺野美沙子、永島敏行、三原じゅん子、菊島里子、本間優二、御木本伸介、山田康雄、汐路章、犬塚弘、も…

『死霊の罠』。

動画サイトで映画『死霊の罠』(1988年池田敏春監督、石井隆脚本)を観た。 ニュースキャスターの土屋名美(小野みゆき)宛に送られてきた謎の惨殺ビデオの謎を探るため、名美とスタッフたちは取材班を組み撮影場所と思われる郊外の建物へと入っていく…。 「…

『天使のはらわた 赤い淫画』。

動画サイトで映画『天使のはらわた赤い淫画』(1981年、池田敏春監督)を観た。 デパートに勤務する土屋名美(泉じゅん)はある日同僚の瞳(栗田陽子)からバイトを紹介され軽い気持ちで受けるが、それはビニール本のモデルだった。世に出たビニ本のせいで名…

『愛獣・襲る!』。

『愛獣・襲る!』(1982年黒沢直輔監督)。 母(吉川遊土)の愛人である河村(小林稔侍)との関係が母にバレた遊(泉じゅん)は、家を飛びだした。5年後、遊が横浜に舞い戻ると、母はチンピラと心中し、腹違いの妹・ルイは遊を目の敵にしていた。遊は刑事を…

"一ノ瀬紗良"で出ています。

www.youtube.com 田辺さら タレント。1999年7月18日生まれ。 TDプロモーション所属 "一ノ瀬紗良"名義でキャットファイト系作品に出演して話題になる。 美しすぎるキャットファイター一ノ瀬紗良選手 純白のリンコスが眩しい#一ノ瀬紗良 #ラストプリンセス #美…

安竜うららから目を離すな。

安竜うらら。 1987年生まれ。福島県いわき市出身。身長173cm。 女子美術大学短期大学部造形学科絵画専攻在学中に、ファッションショーや美容雑誌のモデルを始める。卒業後、会社員を経てTOKYO FM「シンクロのシティ」の公開生放送の観覧に行ったところ、放送…

『獣手』。

映画『獣手』(2024年、夏目大一朗監督)を観た。 その日暮らしの修(福谷孝宏)の前に、兄貴分の乾(川瀬陽太)が現れる。乾は修と関係のある小雪(和田光沙)を呼び出して凌辱した。乾に強盗を強要され、左手を失い瀕死の状態になった修は闇医者(夏目大一…

川瀬陽太。

若い俳優が困窮しておる事に「好きな事やってるんだから仕方がないだろ」っていうのは本当やだ。音楽でも映画でも「虚業」から勇気与えて貰った事忘れんなよ。自分がそこで助けて貰った実感あるから言える。この虚業が無くなった時は世は砂漠だよ。 — 川瀬陽…

『ゼイラム2』。

『ゼイラム2』(1994年、雨宮慶太監督)を観た。 再び地球を訪れたイリア(森山祐子)。しかし敵の罠に落ち、イリアは絶体絶命のピンチに陥る。その時、イリアを助ける謎の生命体が現れる。それは"ゼイラム"を組み込んだ戦闘ロボットだった…。 『ターミネー…

『レイプハンター狙われた女』。

澤田幸弘監督の映画『レイプハンター狙われた女』(1980年)を観た。 流産した悲しみに、うちひしがれていた冬子(岡本ひろみ)は、ふとしたことから出逢ったオサム(林ゆたか)との愛欲に身をまかせていたが、強盗事件に巻き込まれることになる…。 不幸のド…

【訃報】火野正平。

「火野正平」の名付け親は池波正太郎。「国盗り物語」では堺正章の代役の秀吉役で人気になり「傷だらけの天使」では当初水谷豊が演じたアキラ役に予定されていた。映画『ルージュ』やドラマ『24時間半』で演じた「ツキのない男」は最高だった。 合掌。 www.y…

『くノ一忍法帖』。

オリジナルビデオ『くノ一忍法帖』(1991年、津島勝監督)を観た。 大坂夏の陣での落城に際し千姫(白島靖代)は、豊臣家の胤を残す事を画策して女の信濃忍者5名に秀頼の子を身籠らせた。それを知った徳川家康(遠藤太津朗)は、禍根を絶つ為に伊賀忍者衆を…

『ゼイラム』。

雨宮慶太監督の映画『ゼイラム』(1991年)を観た。 異星人の賞金稼ぎイリア(森山祐子)と相棒のボブは、逃走した"ゼイラム"を捕獲するため、地球上に制限時間付きの無人密閉空間ゾーンを作る。ところが些細な偶然から、鉄平(井田州彦)と神谷(螢雪次朗)…

『ガッデム!!』

ビデオマーケットでVシネマ『ガッデム!!』(1991年、神野太監督)を観た。 裏ビデオを資金源にしているヤクザの岡本(小沢仁志)が、ふと目にしたビデオの中の女(安原麗子)に魅せられて、やっとの思いで出会ったが…。 原作と脚本を担当した石井隆の作品…

『輝きたいの』。

TBSチャンネルでドラマ『輝きたいの』を観た。 不良少女の原島里美(三原順子)。身体は大きいが、気が弱く中学校でいじめに遭っている魚屋の娘、竹内祥子(畠山明子)。両親が離婚し、病弱の母親(白川和子)と弟と三人で貧しいアパート暮しをしている大堀…

『家出レスラー』。

U-NEXTでヨリコジュン監督の映画『家出レスラー』(2024年)を観た。 山口県の田舎で生きづらさを抱えていた少女・マユ(平井杏奈)は、兄と観戦したプロレスに感激しコンビニ袋と小銭だけ持って、プロレスラーになるため家出を決行…。 実在するプロレスラー…

『乱れからくり』。

映画『乱れからくり』(1979年、児玉進監督)を観た。 興信所の新米所員である勝敏夫(松田優作)は、所長の宇内舞子(野際陽子)と共に玩具業界きっての老舗一族の間で繰り広げられる相続争いと複雑怪奇な連続殺人の謎に挑む…。 映画版とテレビドラマ版の『…

『汚れた女(マリア)』。

ビデオマーケットで映画『汚れた女(マリア)』(1998年、瀬々敬久監督)を観た。 美容院の事務員の文子(吉野晶)は嫉妬から美容師の由美子(工藤翔子)を殺害。 由美子の夫である雪男(諏訪太朗)は妻を探す為に文子と共にそれぞれの思惑を胸に秘めて雪山…

『MONDAYS このタイムリープ、上司に気づかせないと終わらない』。

竹林亮監督の映画『MONDAYS このタイムリープ、上司に気づかせないと終わらない』(2022年)を観た。 広告代理店のオフィス。クライアントの無茶振りかつ短納期の仕事依頼が続き、従業員は徹夜の毎日。徹夜明けの月曜日の朝、吉川(円井わん)は後輩から「僕…

『溺愛 調教の記憶』。

ビデオマーケットで江尻大監督のオリジナルドラマ『溺愛 調教の記憶』を観た。 海と山に囲まれた静かな町で、美咲(羽月希)は亡き夫の後を継ぎ、小さなメンタルクリニックを営んでいた。ある日近くの海岸で、波打ち際に倒れていた記憶喪失の青年(櫻井拓也…

『背徳の女神シリーズ3・ECSTASY』。。

雑賀俊朗監督のVシネマ『背徳の女神シリーズ3 ECSTASY』を観た。 女優・香山めぐみにヘア・ヌード写真集の企画が舞い込む。これが再び注目されるラストチャンスと悟った彼女はしぶしぶOKする。撮影は過激ショットで知られる写真家・三枝レイが担当することに…

『バイオグラフィー:アンドレ・ザ・ジャイアント〜伝説の大巨人』。

U-NEXTで海外ドキュメンタリー『バイオグラフィー・アンドレ・ザ・ジャイアント〜伝説の大巨人』を観た。 1970~80年代に世界で活躍し、日本でも「大巨人」の異名で人気を博した巨体プロレスラー、アンドレ・ザ・ジャイアント。友人や家族、元プロレスラーの…

『川下さんは何度もやってくる』。

DMMTVでいまおかしんじ監督の映画『川下さんは何度もやってくる』(2014年)を観た。 シンゴ(水澤紳吾)の目の前で、亡くなったはずの川下先輩(佐藤宏)が息を吹き返した。シンゴは友人のレイジ(櫻井拓也)と共に「女とやりたい」という川下の願いをかな…

『牝と淫獣 お尻でクラクラ』

U-NEXTで後藤大輔監督の映画『牝と淫獣 お尻でクラクラ』(2019年、一般公開タイトル「死にたくなるよと夜泣くタニシ」)を観た。 健康食品を販売する会社に勤める根暗なOL・谷静香(和田光沙)は、会社の同僚からは「タニシ」とあだ名され、職場のいじめ…