ビデオマーケットで江尻大監督のオリジナルドラマ『溺愛 調教の記憶』を観た。
海と山に囲まれた静かな町で、美咲(羽月希)は亡き夫の後を継ぎ、小さなメンタルクリニックを営んでいた。ある日近くの海岸で、波打ち際に倒れていた記憶喪失の青年(櫻井拓也)を助けて治療する事になるが…。
劇中に行われたエロ療法受けたいな。
映画『ブルー・ベルベット』のデニス・ホッパーの様に「ママ〜」と叫びながらおっぱいにしゃぶりつく青年を演じた櫻井拓也君が怪演。
美咲役の羽月希には何でも聞き入れてくれる母性愛が漂っていた。それから森羅万象が演じた亡き夫がブリーフ1丁でサックス吹く場面はシュール過ぎて笑った。小品だが美咲や青年の過去をサスペンス調で描いていて見応えがあった。
過去に囚われて後ろ向きだった美咲と青年が泳ぎだすラストはとても前向きで清々しい。