U-NEXTで後藤大輔監督の映画『牝と淫獣 お尻でクラクラ』(2019年、一般公開タイトル「死にたくなるよと夜泣くタニシ」)を観た。
健康食品を販売する会社に勤める根暗なOL・谷静香(和田光沙)は、会社の同僚からは「タニシ」とあだ名され、職場のいじめを苦にして会社の水槽からタニシを呑み込み自殺を図る。命は取り留めたが、彼女の腹の中にはおしゃべりな蟯虫(野村貴浩)が居ついてしまう…。
和田光沙ワンマンショー。
腐女子で碌でもない家族と同居していてうだつの上がらない焦げ付いた女を和田光沙が気持ちよく演じていた。ケレン味がありすぎてやりたがりの俳優だからこそのオーバーアクトが上手く役とハマっていた。
蟯虫のアドバイスで受け身で後ろ向きの人生を前向きに変えるタニシの姿が痛快だ。
蟯虫を宿していたタニシが幸福な贈り物を腹に宿しているラストは、微笑ましくて多幸感に包まれる。
初主演ピンク映画『牝と淫獣 お尻でクラクラ』(後藤大輔監督)が上野オークラ劇場にて3/29(金)から一週間上映されます!撮影から異例の編集期間を掛けて、後藤監督の5年ぶりの渾身の初デジタルアニメーションコラボ作品。R-18版が観られるのはここだけ!女性にも安心ツアーをやってくださるそうです(^^) https://t.co/vvdHrbD80P
— 和田光沙 Misa Wada (@misawada) March 25, 2019