『スーパーGUNレディ ワニ分署』(1979年、曾根中生監督)を観た。
公務員の犯罪摘発や防止を行う警察庁の秘密部署・資料調査室分室、内線番号82、通称「ワニ分署」。捜査官・火野三夏(横山エミー)は、航空機輸入の汚職疑惑に関与した大手商社の常務・田島を監視していたが、投身自殺に見せかけて殺されてしまう。そこで上司の緒方室長(岸田森)は、新たに配属された屈強な捜査官・加倉リン(ジャンボかおる)を三夏と組ませることにする。
冒頭の茶の間に車が突っ込むシーンは笑った。
ワニ分署の二人は尾行していた人間や人質を殺されるわ犯人に捕まってシャブ中にさせられるわで、かなりのポンコツだったが、終盤の銀行に立てこもる内田裕也、古尾谷雅人、深水龍作との攻防は猥雑な暴力に満ちたB級アクション映画らしい面白さがあった。
その後、横山エミーは近鉄バファローズの選手とスキャンダルになったりAVに出演したり相棒のジャンボかおるは女子キックボクシングの先駆けで二十才年下の芸人と結婚して夫婦漫才師として活動している。
2人の人生は映画よりもドラマチックだ。
にっかつアクション映画『スーパーGUNレディ・ワニ分署』の原作劇画(篠原とおる先生)連載中の「週刊プレイボーイ」の記事。主演は人気モデルの横山エミーさん。曽根中生監督作品。
— TOKI (@TOKI_darna) July 13, 2016
当時(’79)は、まだ週刊誌の人気劇画が映画になっていた。 pic.twitter.com/P8PlXpw6f4
ちなみに現在のジャンボかおるさんはこんな感じ(共に右)です(笑) pic.twitter.com/6VznYBL17z
— 石動三六 (@isurugi_saburo) February 9, 2018