DMM TVで松尾スズキ監督の映画『108〜海馬五郎の復讐と冒険』を観た。
脚本家・海馬五郎(松尾スズキ)は、ある日、愛する妻・綾子(中山美穂)がSNSに若いコンテンポラリーダンサーへの恋心を綴っているのを知ってしまう。ついには投稿についた「いいね!」の数だけ女を抱いて復讐するというとんでもない計画を思いつくが…。
狂ってる笑
松尾スズキが主宰する劇団大人計画の劇団員で脚本家の宮藤官九郎が厨二病なら松尾は高二病か。同じ低俗でもクドカンには明るさがあるが、松尾にはドス黒さがあるので、ちょっと引く。なんか生々しいねん。
それより中山美穂や堀田茜はこんな仕事よう受けたな笑。中山、土居志央梨、安竜うららさんの艶技は体を張っていて見応えがあった。
特に安竜さんが演じた玉消し女にはわらった。金◯があるか心配になった松尾スズキに捨て台詞を吐くシーンは最高過ぎた。
安竜さんがラジオでおっしゃった様に役に対してストイックな姿勢で臨まれていた事に感動する。
最後に「海馬五郎が向かう「女島」は、ドラマ『フルーツ宅配便』で仲里依紗が売られそうになった「売春島」の事じゃないのか。」と、頭をよぎった。
松尾スズキ監督の意図はどうあれ、女優陣がとにかく魅力的だった。